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グローバルサインSSL証明書発行業務を再開

GMOグローバルサインは、Comodo GroupやDigiNotarのシステムに不正侵入したとされる、「ComodoHacker」を名乗る人物の、GlobalSignのシステムにもアクセスできると公言したことを受け、調査のためサービスを停止していたが、安全性を確認できたとして、証明書の発行サービスの一部を再開した。

同社によれば、今回の攻撃で米子会社であるGlobalSignのウェブサーバに対する不正アクセスを確認したが、このウェブサーバは受発注システムや認証局インフラとは分離されており、サービスへの影響はなかったという。

認証局の秘密鍵についても、オフラインで管理されており、第三者に取得されることはないと断言している。登録局で申請された証明書と、認証局から発行された証明書を照合し、不正証明書の発行がなかったことについても確認したと説明している。

同社では、今回の件を受けてあらたな監視機能の導入し、外部セキュリティベンダーの協力のもとシステムを再構築し、安全性を確認したとして、9月15日よりSSL証明書発行業務を一部再開した。

当初「クイック認証SSL」「企業認証SSL」「EV SSL」の発行を開始し、他サービスについても段階的に再開する予定。通常自動化されている機能を目視による確認作業に変更するため、通常より発行時間がかかる場合があるとしている。

最終更新日 2011 年 9 月 16 日 金曜日 RSS 2.0