ValuesSSL WHOISベースのEメールによるドメイン名の利用権確認(DCV)方式終了スケジュールのご連絡

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WHOISベースのEメールによるドメイン名の利用権確認(DCV)方式終了スケジュールのご連絡

お客様 各位
2024年12月14日
ZERONET株式会社

平素はValueSSLをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2024年11月14日(米国時間)、CA/Bフォーラムで「ドメインの連絡先および依拠するDCVの方法を特定するためのWHOISの使用停止について」が可決されました。
これによりDigiCertをはじめとする認証局(CA)は、Eメール、ファクシミリ、SMS、郵便、電話によるドメイン名の利用権確認(DCV)方法において、ドメイン連絡先を特定するためにWHOISを使用することを停止しなければならなくなりました。

■本件の影響
ドメイン名の利用権確認方式(DCV)について
「ファイル認証」「DNS認証」をご利用の場合は本件の影響はございません。
「メール認証」をご利用の場合で承認メールの宛先にWHOISベースのEメールをご利用頂いている場合は影響がございます。

■今後のスケジュール
Digicert(デジサート)は以下のスケジュールで「WHOISベースのEメールによるドメイン名の利用権確認(DCV)方式」の終了を進めてまいります。

実施日 内容
2025年1月8日(米国時間)
  • 手動WHOIS検索により確認したEメールアドレスまたは電話番号を
    利用して行うドメイン利用権確認の終了
  • 手動WHOIS検索により確認したEメールアドレスまたは電話番号を利用して行った
    過去のドメイン利用権確認履歴の再利用終了
2025年 5月 8日(米国時間)
  • 認証局システムにより自動WHOIS検索で確認するEメールアドレスを利用して行うドメイン利用権確認の終了
2025年 7月 8日(米国時間)
  • WHOISの情報を利用して行われた全てのドメイン利用権確認(DCV)履歴の再利用終了

■よくあるご質問

(1) 自動WHOIS検索と手動WHOIS検索の違いは?
通常認証局システムはWHOISプロトコルを使用して、IANAのWHOISサーバーへの問い合わせ、もしくは関連するWHOISサーバーが記す参照情報の指示に従うことで、ドメインの連絡先情報を取得します。(自動WHOIS検索)

しかしながらWHOIS検索率の制限などにより、問い合わせても結果が返ってこない場合などは、DigiCertの認証エージェントは、HTTPSウェブベースで手動でWHOIS検索を行ってドメイン管理者の連絡先情報を見つけ、ドメイン検証を進めます。(手動WHOIS検索)

(2) 申請ページで承認メールの宛先リストにWHOIS連絡先メールアドレスが表示されなくなるのはいつからですか?
2025年 5月 8日(米国時間)から表示されなくなる予定です。
(3) すでに発行済のサーバ証明書に影響はありますか?
いいえ、発行済サーバ証明書に影響はありません。
そのまま有効期間の終了日までご利用いただけます。
(4) 次回更新の申請をするまでに、どのような準備が必要ですか?
以下のいずれかをご検討下さい。
  • 申請ドメインで構築された以下のメールアドレスを準備する。
    admin@申請ドメイン
    administrator@申請ドメイン
    hostmaster@申請ドメイン
    postmaster@申請ドメイン
    webmaster@申請ドメイン
  • 事前に申請ドメインのDNS TXTレコード(_validation-contactemail)に連絡先メールアドレスを登録する。
    @の後ろは申請ドメインと異なっても問題ありません。任意のメールアドレスを登録して下さい。
    詳細は「DNS TXTレコードに承認メール送信先のEメールアドレス登録方法につきまして」をご参照下さい。
  • DNS認証を準備する
  • ファイル認証を準備する(ワイルドカード証明書はファイル認証不可)

さらに詳しい情報は以下のデジサート社の「WHOIS ベースのEメール によるドメイン名の利用権確認(DCV)方式のご利用及びサポート終了に関するご案内」をご参照下さい。
https://knowledge.digicert.com/jp/alerts/end-of-life-for-whois-based-email-dcv-method

最終更新日 2024 年 12 月 14 日 土曜日 RSS 2.0